fbpx

コラム COLUMN

メンバー

お客様への「一工夫」、資産承継×事業承継でオーナーを支援|塩田 洋司


広島県広島市生まれ。税理士。
大学卒業後、食品製造会社の経理課に勤務。その後、税理士法人において個人富裕層への資産承継に関する税務コンサルティング及び税務申告業務に従事。2022年4月にクレジオ・パートナーズに事業承継のシニアコンサルタントとして入社。資産承継を中心としたこれまでのキャリアから、M&A・事業承継をメインとしたクレジオに転職した想いや、クレジオで感じたこだわりについてインタビューしました。

資産承継のプロフェッショナル、地元広島へUターン

Uターンで一皮むけたい、お好み焼きで感じる地元・広島

私は、2022年4月にクレジオ・パートナーズに入社しました。転職した今の気持ちは「一皮むけたい、人生はこれから」です。クレジオに入社する前は、富裕層向けの資産承継に関する税務コンサルティングを行っていましたので、クレジオが取り扱うM&A・事業承継とは業界が少し異なることもあり、自分にとってはチャレンジングな一歩を踏み出しました。元々、転職前は「一皮むけたい」と意識していませんでしたが、転職活動を通じて、もう一歩先へ成長したいと思うようになりました。

私の出身は、広島県広島市南区の東雲という地域です。大学で九州に渡り、就職で関東に行きました。今回の転職は地元である広島にUターンした形になります。地元に帰り、スーパーでお好み焼きが売られているところを見ると、地元に戻ってきたなという感覚になります。


富裕層向けの資産承継、難しい案件を紐解くやりがい

前職では、東京都内の税理士法人で個人の富裕層に対して、資産承継の税務コンサルティングをしていました。お客様は、自社株式や不動産・金融資産を所有している方々で、事業会社のオーナーや地主、医師等の資産家の方が多かったです。その中でも特に日本国外(米国・アジア・ヨーロッパ等)に資産を保有している方に対して、日本及び海外の税制を比較して、最適な資産承継対策を立案し、その実行支援を行っていました。個人のお客様からの相続や遺産分割等のプライベートの領域でのご相談が多く、法人やビジネスについては、プライベートカンパニー(資産管理会社)に関するご相談がありました。

自分としてやりがいを感じていたのは、日本だけではなく、海外の税制が絡むと一気に専門性が高くなるため、込み入った話を紐解いていく流れが面白く、それによりお客様が喜ぶ姿を見て嬉しく思っていました。具体的には、日本に住んでいる社長(株式オーナー)が、アメリカ・シンガポールに資産をお持ちで、お子さんも海外に住んでおり、資産承継をどうするか悩んでいるというようなご相談内容となります。この課題を解決するため、日本と現地の専門家と協業し、税制的に問題がないスキームで資産承継の対策をしていくことが仕事であり、税務だけではなく法務や様々な問題が発生すると、他の士業と協業して解決していく、といった流れになります。

地元広島へのUターンを機に、新分野の開拓を決意

東京での仕事にはやりがいを感じていたのですが、私自身の実家都合により、広島へ戻らなければならなくなりました。自分が長男だったこともあり、広島にUターンするにはよい時期かなと思い、地元・広島で転職することを決意しました。

ただ、広島にはこれまで行っていたような資産承継の業務を取り扱っている会社はそう多くはありません。業界としては税理士の業界だろうと考えていましたが、その中でも尖ったことをしている会社に転職したいと考えるようになりました。これまで私は、相続対策等のお客様のプライベート領域の税務問題の解決を専門的にサポートしてきましたが、会社経営をされているお客様の場合は、個人資産だけではなく、ご自身の会社の事業をどう承継するかが、お客様にとって最も大切な問題であり、自分は半分しかお役に立てていないと感じていました。転職し、環境が変わるのであれば、その分野も専門家としてサポートできるようになりたいと考えました。

HPで出会ったクレジオ、面接を通じて感じた圧倒的熱量

そんな想いを抱くようになり、視野を広げて、税理士事務所以外の会社にも転職を考える中で、インターネットで、「広島、事業承継、コンサルティング」のキーワードで検索したところ、地域に根差して、お客様の事業承継をサポートしているクレジオを知りました。クレジオのHPを見た時、「一番情報量が多い」という印象を受けました。クレジオに勤めるメンバーのインタビューを通じて、それぞれどういう背景を持ち、どういう想いで会社に関わっているかや、具体的な事例を通じて、どのようにお客様にお役に立っているかを前もって知ることができました。これまでは自分が得意な資産領域の方面ばかりを高めていましたが、新しい領域を学ぶ機会を得られるかもしれないという印象を受けました。

(クレジオのメンバーインタビュー)


実際に面接を受けてみると、率直に他の会社と比較して「スピード」が違いました。これまでの転職経験を通じて、採用面接がどんなものかは知っていましたが、形式的な面接ではなく、採用したい人の明確なビジョンを持ったうえで、面接に臨んでくれていると感じました。最初に面接をした土井さんの印象は「率直」でした。形式ばった質問ではなく、ストレートに伝えて頂きました。李さんの印象は「熱い」です。クレジオの仕事の中で、どういう人材を求めて、どういう仕事を任せたいかを明確に伝えて頂き、私自身が入社した後の成すべきミッションを明確にイメージができたので、純粋に頑張りたいという思いにさせて頂きました。人に対する想いが、面接の中でも全面に現れていたので、自分も率直にこの会社で働きたいと感じました。

面接だけでなく、仕事においても圧倒的な熱意をもって望まれていると感じたこと、私自身その中で成長したいと思ったので、クレジオへの転職を決めました。加えて、クレジオのメンバーと実際にお話してみたところ、イキイキとしているだけでなく、一人一人の個性が強く、自分も一皮むけたいと強く思うようになりました。資格を持つ士業は、あくまでサービス業であり、お客様に真摯に向き合うことが必要です。これまでの私は、税理士という立場の居心地の良さに、人として甘えていたと感じる部分もあり、自分自身を見直し、成長したいと思いました。

クレジオで感じる新しいやりがい、毎日が成長の機会

事業承継コンサルタントとして日々成長を実感

現在はこれまで従事していた個人の富裕層のお客様への資産承継コンサルティング業務に加えて、親族内承継・従業員承継といった事業承継のコンサルティングにも加わっています。具体的には、李さんと桑本さんとのチームの中で業務を行っています。

クレジオでは「お客様への一工夫」を大事にしています。全て同じスキームで定型的な提案をするのではなく、それぞれのお客様に応じて最適解を考え、カスタマイズしていく。資産承継のコンサルティングと比較して、税制のスキームで共通する部分はありますが、その一工夫はまだまだ敵いません。日々、李さん・桑本さんとチームを組む中で、「社会人として当たり前なところ」「事業承継コンサルタントとして専門的なところ」のアドバイスをもらっており、1日1日が成長できるチャンスだと思っています。自分も早くクレジオの中で一人前になりたいと、焦りもある一方で、一皮むけたい、成長したいと思っていた自分にとっては、期待以上の経験を得ています。お客様ごとに異なる課題に対して、お客様の立場で考え、カスタマイズした最適なプランのご提案をする、この繰り返しの中で、ご提案したプランに関して、お客様が納得し、喜んでいただける、これが現在感じる仕事のやりがいです。ただ、常にお客様の立場に立って考えること、それを意識して行動し、提案することは簡単なことではありません。めんどくさいな、この程度でも大丈夫だろうというスタンスではなく、しっかりと考え抜き、行動に移していく、これをどこまで徹底できるかが、現在の自分の課題であり、今後は経験を積んでいくことで、自ら「一工夫」が提案できるようになることを目指したいと思います。

前職での業務と比較して、クレジオは自社の業務範囲に縛られることなく、お客様のためなら何でもやるという覚悟で臨んでいることに驚きました。会社の人事に関するご相談であれば、人材紹介会社をご紹介する等、ビジネスマッチングも積極的に提案します。社内に元金融機関に勤務していたメンバー等、様々な経験を持っているメンバーが多いので、人材の層の厚さも、クレジオで働く魅力だと思います。

お客様のために熱意をもって行動する大切さ

専門性に対するこだわりと、お客様への役務提供に対する熱意。こちらについては、入社前に感じたことと変わりませんでした。入社してから、特に印象に残っているのは、やはり李さんの「一工夫」という言葉です。お客様ごとに最適な解を考えることができる幅の広さと、そのための労力は惜しまないという覚悟と行動力。李さんと一緒にお客様を訪問し、帰りの車中で対応策を議論した際、私がとおり一辺倒の案を提案すると「一工夫しているの」と投げ掛けられます。一般的に「お客様の立場に立って考えろ」と言われることはありますが、自分にとっては漠然とし過ぎていると感じます。「一工夫を」と言われると具体的なアウトプットを出さないといけないので、日々、どうやって一工夫を実現するかと考えるようになり、具体的に行動に落とし込みやすいと感じています。

私が今大切にしている考え方は、新卒で入社した会社で学んだ「A・B・C」です。「A→あたりまえのことを」、「B→馬鹿にしないで」、「C→ちゃんとやる」。今のクレジオの仕事に共通する部分もあると感じています。なかなかできていない部分もありますが、しっかりと振り返って実行したいと思います。




資産承継・事業承継、いずれも対応できるコンサルタントへ

事業承継については、悩んでいるお客様が多くいる中で、サポートする会社、人材が足りていないのではと感じています。一定規模以上の法人の経営者であれば、適切なアドバイスをしてくれる第三者が近くにいることも多いと思いますが、地域に根差した中小企業のお客様までは、行き渡っていないのではと感じています。この部分について、クレジオを通じて、私自身もサポートしたいです。

地域では、株式オーナー自身の資産承継と、オーナーが経営する会社の事業承継という両方を扱えるコンサルティング会社は多くありませんが、クレジオが成長することで、その両方を担うことは可能だと信じています。私自身は、お客様への「一工夫」が自分でも提案できるよう、日々の努力を継続し、成長することを目指します。自分本位ではなく、真にお客様のお役に立てる正しい「一工夫」ができるようになりたいです。

資産承継・事業承継に悩む経営者の方がいらっしゃれば、クレジオにご相談を頂けましたら、ひとつ踏み込んだ「一工夫」のご提案が可能ですので、ぜひ体感して欲しいと思います。資産承継は後回しにしがちですが、もし将来の相続等に不安がありましたら、お気軽にご相談ください。生前に対策することで、何もしなかった場合と比べると雲泥の差があります。その他にも、個人で海外不動産や海外のプライベートカンパニーを持ちたいという場合は、これまでの経験・ネットワークを通じて、アドバイス致します。

また、まだまだ成長したいと思う士業の方や転職希望の方には、クレジオには最適な環境があるとお伝えします。様々な専門性を持ったメンバーが、それぞれに熱い想いを持って働いていますので、ぜひ門を叩いて頂ければと思います。



<その他のメンバー紹介コラム>
■マネージャー     眞﨑 託弥|M&A・事業承継を通じて山陰地域へ貢献
■マネージャー     桑本 真樹|困っている経営者を助けたい!事業承継コンサルタント 桑本 真樹
■M&Aコンサルタント 再東 弘喜|目指すは備後地域No.1のM&A・事業承継コンサルタント
■M&Aコンサルタント 酒井 康太朗|M&A・事業承継のユーティリティプレーヤーを目指す
■M&Aコンサルタント 山田 薫|オーナー経営者に事業承継の選択肢を提供できる存在を目指す
■M&Aコンサルタント 進藤 慧治|M&A業務の面白さを発見し、成長を目指す

>>M&Aによる「事業承継」を検討される方はこちらからお問合せください。

>>M&Aによる「買収」を検討される方はこちらからお問合せください。

M&A・事業承継について、
お気軽にご相談ください。