fbpx

コラム COLUMN

メンバー

営業力を活かし新しいステージへ、経営者に頼られる存在を目指す|見目 将宏

東京都葛飾区生まれ。
日本体育大学卒業後、大手自動車販売会社において法人営業を経験した後に、M&A仲介会社に転職。主に、M&Aの新規開拓を担当。2023年6月にクレジオ・パートナーズに参画。他のM&A仲介会社から改めて、クレジオ・パートナーズに入社した想いや、感じていることをインタビューしました。


2社目のM&Aコンサル会社、ご縁を活かすクレジオへ

これまでの「武器」が通用しない、経営者に近づくため、最初のM&A会社へ転職

今の自分を率直に表現すると「武器を取り上げられた兵隊」ですね。
これまでの自分を振り返ると「営業力」に自信を持っていました。クレジオ・パートナーズに入社し、最初の1か月は研修期間として、広島本社で各メンバーに同行しました。特にマネージャーの再東弘喜さんに同行する機会が多く、再東さんの仕事ぶりを見ると、「高い営業力には、裏付けとなる知識と経験が必要」だと見せつけられ、自分にはその土台がないことを痛感し、焦りを感じています。

日本体育大学体育学科を卒業し、4年間野球部だったこともあり、正しく「体育会系」を絵にかいたような大学生活でした。新卒で、トヨタの都内の直営ディーラーである東京トヨタ自動車(現:トヨタモビリティ東京)に入社し、法人営業を約5年程経験しました。主に法人のお客様の役員車・営業車を取り扱っており、東京都内を中心に全国で活動していました。商品知識を徹底的に入れ込み、私が担当した方がよいと思って頂くための「圧倒的自信」と「クイックレスポンス」、この2つを活かした営業力が自分の強みだと思っていました。

転職を決意したきっかけは、経営者のお客さまと「もっと対等でいたい」と思ったことです。経営者にとって「車を買うこと」は、そこまで大きな位置づけではありません。「自分が提供するサービスの優先度を挙げて、経営者に近づきたい」と思った時、経営者にとって優先順位が高い「会社」を取り扱うM&A業界が気になりました。また、「トヨタ」という大手ブランドありきの営業力ではなく、「見目 将宏」として勝負したいという気持ちも強く、総合格闘技と呼ばれるM&A業界にチャレンジしようと決めました。



突然の事業縮小、「M&A仲介っぽくない」クレジオとの出会い

最初のM&A会社に転職し、新規開拓担当として、テレアポを中心に営業活動を推進する日々でした。元々、M&A業界に持っていたイメージは、「新規顧客獲得のテレアポが当たり前」、「朝から晩まで働く」という過酷なイメージでした。もちろん覚悟していたので、辞めるつもりもなく、そのまま続けたいと思っていましたが、突然「M&A事業を縮小する」と通達がありました。私が勤めていた会社は、親会社があり、M&A専門子会社という位置づけでした。あまりに突然のことだったので、理解が追い付かなったのと、ちょうど通達があったのが4月1日だったこともあり「またまたご冗談を、エイプリルフールですよね」とリアクションしましたが、嘘ではなく現実でした。トヨタという大きな会社から、ベンチャーに転職した時、家族が相当心配していたことを思い返すと、これ以上家族に心配かけたくないと思い、言い出すことができないまま、改めて転職活動をしなければいけなくなりました。

クレジオ・パートナーズを知ったのは、この転職のもっと前です。M&A業界を学ぶ時に、コネクターとして入社されていた齋藤拓也さんのYouTubeを見て「公務員からM&A仲介なんて、すごいキャリアだな」「未経験でも頑張っている人もいるんだ」と勇気をもらいました。今回の転職活動で、人材紹介会社からクレジオを紹介された時は、「あの動画のクレジオだ!」と思いました。

面接でのクレジオの第一印象は「M&A仲介っぽくない」でした。私の中でのM&A仲介会社は、営業職というイメージが強かったのですが、最初に齋藤さんと、東京支店長の萩原さんと面接した時は、営業というより、専門家という印象を受け、M&Aの中にもこういう世界があったのかと感じました。
自分の得意分野は営業だと思う一方、自分の弱みである専門性をもっと伸ばせるのもクレジオなのではと感じました。加えて、クレジオが、私の長所を一番評価してくれました。入社前から、「見目さんの営業力・爆発力に期待しています」とおっしゃってくれたので、自分のキャリアを想像しやすかったです。

クレジオへの転職の決め手は、代表である李さんとの最終面接で「これまでの見目さんの人脈やご縁を活かして、入社してから3-10年の感覚で捉えて、何かお仕事になればいいですよ」言われたことです。前職では、M&Aの顕在ニーズを追いかけることが中心だったので、過去のご縁を繋いでいくのは難しいと感じていました。実際に、クレジオに入ってから、以前知り合った福岡のお客さまに、久しぶりにお会いした時、仕事を超えて楽しい時間を過ごせました。「クレジオならご縁を大切にしながら、仕事ができる」と思うと、面接中からワクワクする感覚がありました。周囲からの後押しもあり、クレジオへの転職を決意しました。

M&Aの現場を知り、経営者の役に立つことを学ぶ

新人でも現場に関われる楽しさ、資料作成に四苦八苦

研修期間はメンバー同行が中心ですが、案件にも少しずつ携わり始めています。受託に向けたお客様との面談やその準備、マッチングに向けての準備等を進めています。なにより現場が楽しいです。以前は新規開拓のテレアポが中心だったので現場にいく機会は限られていました。様々な現場に立ち会うこと、たくさんの距離を移動すること、現場に関わることがこんなに楽しいとは思いませんでした。疲れはありますが、逆に心地いいと感じます。

経営者が困っている課題に、実際に自分で携わることができるのも嬉しいです。これまでは、経営者の外向けの顔しか見れていませんでした。事業承継の現場では、経営者が真剣に悩んでいる姿を見て、自分の中で「経営者も悩み・弱みがたくさんあるんだ」と感じるようになりました。そこに力になれるのは、やっぱりすごい仕事だなと思います。毎日過ごす時間が濃いですね。

一方で、資料作成や財務分析等、これまで弱みだった部分では苦労しています。日中はなるべく営業に時間を使いたいと思いつつ、資料作成を早く終わらせないと次に行くこともできない。日々焦りと、自信喪失を繰り返しています。移動中も簿記の勉強をしていますが、無限の体力が欲しいですね。体育会系の私が言うのもなんですが、体力勝負だなと思います。



「チームで動く」「顧客目線」を貫くクレジオの企業文化

クレジオに入る前の、私のM&A会社のイメージは、「営業力が強い」「知識よりも行動量」、「一匹オオカミ」でした。営業力・行動力を強みに、自分の営業目標を貪欲に達成していく印象です。実際にクレジオに入社して感じるギャップは、「チームで動く」ことです。他の会社では自分が獲得した案件は、業績に関わるので、他のメンバーには関わらせない印象ですが、クレジオでは、将来の成長への期待と経験値を積むために、積極的に案件に関わらせていくという姿勢です。「この案件、一緒にやろう」と言ってくれるのには驚きました。

クレジオのメンバーに共通しているのは「顧客目線」です。とある面談を終えた時、再東さんから「この社長なんとかしてあげたいな」と、ぼそっと呟くのが聞こえました。眞﨑さんからの資料作成や説明のアドバイスでも「お客さまが見た時、聞いた時にどう思うかが重要」と伝えてくれました。自分本位の利益ではなく、本当にお客さまのためになるとはどういうことかを、会社全体で大事にしていることを感じています。加えて、メンバーがそれぞれの強みを活かしつつ、お互いに強くリスペクトしていることも感じます。組織が大きくなると、組織のグチをこぼしがちですが、皆さんから聞いたことがなく、このままの雰囲気で成長して欲しいと思います。

この1か月で印象的だったのが、とある商社さまが、素材加工ができる会社を探している時に、クレジオのネットワークでビジネスマッチングを行ったことです。普通のM&A会社であれば、自社の利益に繋がらないことはやらないと思うのですが、クレジオだと当たり前のようにお客さまの役に立つことにはリソースを割く、という考えが心に残りました。利益とのバランスは難しいですが、李さんに「なんで営業が上手くいくんですか?」と質問した時、「20年以上この業界にいると、こうなるんですよ」と答えがありましたが、単純に業界にいるだけじゃなく、信頼を積み上げてきた結果だと思い、自分もそうなりたいと思っています。



東京支店のエースとして、経営者に頼られる存在が目標

目指すは東京支店のエース、地域と東京を繋げ、可能性を広げる

今は「とにかく聞きまくる」ということを大切にしています。先輩の一つ一つの言葉の意図や、どれだけ準備して、どこまで予測していたかを同行する度にしつこく聞いています。同行して頂ける方は疲れると思うのですが、そこは恐れずに大事にしたいなと思っています。研修が終われば、変に効率は求めず「行動量」を大事にしたいと考えています。

私は、東京支店の配属ですが、広島での研修を通じて、地域に本社を置く経営者のポテンシャルを目の当たりにしました。地域に本社を置いていても、東京だけじゃなくて、全国で活躍できる可能性を感じています。研修での面談の時、「うちも、いずれ東京にも展開できたらいいね!」と声をかけて頂いた時、私がハブになって東京の情報・資本・人脈を地域の経営者の方に繋げていき、活躍の幅を広げるお手伝いができるようになりたいなと感じています。翻って、東京の経済や産業をまだまだ自分が知らないことにも気づかされたので、もっと勉強したいと思います。

私が目指すのは、クレジオの東京のエースですね。成績という意味だけではなく、東京で何かをする時は、見目にまず連絡してみよう、と思ってくれるような存在になっていきたいです。営業力だけじゃない、新しい自分の武器も育てていき、知識と経験の土台を整えて自信が持てれば、これまでの自分の武器も成長すると思います。まずは、移動距離と圧倒的なレスポンスのよさで一番を目指します。


経営者に思いっきり頼られたい、積極的に働く仲間を募集

経営者にお伝えしたいのは、クレジオを本当に頼って欲しい、ということです。経営者の方とお話する中で、経営者は実質的にはずっと一人なんじゃないかと感じています。ただ、事業承継は、自分以外を頼ることで成立します。第三者に引き継ぐ場合の相手先や、従業員に引き継ぐ場合の後継者だったり、事業承継を考える時の我々のような専門会社だったり、経営者自身以外の誰かの存在が関わらざるを得ない、初めてのタイミングなんじゃないかなと思います。思いっきり甘えて欲しい、頼って欲しいですね。クレジオは目先の利益では考えないので、経営者人生の区切りの中で、一度きりでいいので頼って欲しい。私が今まで頑張ってきた分、全力で価値を提供します。思いっきり頼ってください。

M&A業界にチャレンジしようとしている方にお伝えしたいのは、覚悟というと大げさですが、働く時間も長いので、それなりに大変であることは知っておいた方がよいと思います。全力で仕事に取り組むのが好きな人は充実できると思います。どのM&A会社に入るかは、それぞれの会社のフェーズがあるので、自分がどのタイミングに参加したいかを考えると迷わないかもしれません。クレジオについては、私が今充実しているので、もちろんおススメします。クレジオでは、やりたいと言ったことを否定された記憶がないので、組織に必要以上に縛られず、積極的に取り組みたい人にはおススメだと思います。


<その他のメンバー紹介コラム>
■マネージャー 眞﨑 託弥|M&A・事業承継を通じて山陰地域へ貢献
■マネージャー 塩田 洋司|お客様への「一工夫」、資産承継×事業承継でオーナーを支援
■M&Aコンサルタント 進藤 慧治|M&A業務の面白さを発見し、成長を目指す
■M&Aコンサルタント 中澤 諒|医業経営を中心に、経営支援で関わる人々の幸せを追求する
■M&Aコンサルタント 徳田 貴士|異業種からの転身!M&A・事業承継を通じて「弱る地方」と逆の流れを起こす
■M&Aコンサルタント 酒井 康太郎|M&A・事業承継のユーティリティプレーヤーを目指す

>>M&Aによる「事業承継」を検討される方はこちらからお問合せください。

>>M&Aによる「買収」を検討される方はこちらからお問合せください。

M&A・事業承継について、
お気軽にご相談ください。