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コラム COLUMN

話題の「Clubhouse」に挑戦!新しいネットワークの形成に期待


最近、一気に話題となった音声SNSアプリ「Clubhouse」。流行にのるため、もとい、クレジオ・パートナーズとしても、最新の情報を仕入れ、地域の経営者の皆さまに情報提供するべく、当社マーケティング担当 齋藤が、同アプリを試しましたので状況を報告します。

記事のポイント

  • Clubuhouseは急速に拡大した音声SNSアプリ。
  • 現在は、iPhoneしか利用ができない仕様。
  • 更に発展することで、新しいネットワークの広がり方に期待。


Clubhouseとは?

「Clubhouse」は、アメリカ発の音声SNSアプリです。日本では、2021年1月末頃から、急に話題となり、ユーザー数も爆発的に伸びました。Facebookや、Twitter等の既存のSNS内でも「Clubhouse」の名前を目にすることが多かったと思います。参加するためには、他のiPhoneユーザーから招待を受ける必要があり、招待が欲しい方や、招待したい方が既存のSNSに投稿しました。

Androidは使えない?現状はiPhoneでの利用のみ

現状、Android版は公開されていません。そのため、iPhoneユーザーしか利用できない仕組みになっています。また上記のとおり、利用するためには既存のユーザーから招待を受ける必要があります。招待はSMSで別のユーザーにメッセージを送ります。ユーザーは最初の招待枠は「2名」しかない仕組みになっています。Clubhouseを利用していくことで、招待枠が増える仕組みになっています。

ちなみに当社マーケティング担当の齋藤も、Androidユーザーでしたが、どうしてもClubhouseが気になったため、最近iPhoneを買い替えた妻へお願いし、お古のiPhoneを譲り受け、利用可能にしました。ただし、simがないiPhoneのため、「wifi環境でないと利用できない」「SMSが利用できないので招待できない」といったデメリットもあります。

Clubhouseの活用方法、Roomを立ち上げてみる

Clubhouseは「音声SNS」と呼ばれるように、音声を軸としたアプリです。「Room」と呼ばれるグループを作成したり、他のユーザーが立ち上げたRoomに気軽に参加することができます。参加することで、そこでの会話が聞けたり、手を挙げて、ホストが承認することで、自分もしゃべることができます。

爆発的に広がった背景として、インフルエンサーの利用が挙げられます。ベンチャーやスタートアップ界隈で、存在が遠くあまり話を直接聞けなかった方の話が直に聞けたり、ビジネス関係だけではなく、芸能人・著名人も参加しているRoomもあり、普段は存在が遠かった人々の台本のない生の声が聴けることも大きな価値です。

身内で使うこともでき、クローズドのRoomも立ち上げることができます。現在ユーザー数が増加しているため、テーマ設定をして、参加者を招待したり、待つことで、様々な会話が繰り広げられます。

Roomを立ち上げてみる、テストケース

「誰かと話をしてみたい」

そう思い、適当にRoomを立ち上げました。暫くは、誰も参加してくれないという状況が続きましたが、友人が参加してくれました。開始したのが21:30でしたが、気づけば24:00となり、代わる代わる友人・知人が加わり、その都度、テーマが変わるため、あっという間に時間が経ちます。Clubhouseは中毒性が高いと言われるのも頷けます。

利用者からは、「Zoomと比較すると音声の感度がいい」と複数から指摘がありました。Zoom等では、しゃべるタイミングをはかったり、スムーズなやり取りが難しいタイミングがありますが、Clubhouseはスムーズに雑談することができます。プロダクトについても、一つ一つつくり込んでいる様子が見て取れることも印象的です。

Clubhouseイベントに参加・主催した感想

知人に誘われる形で以下のイベントに参加・主催しました。

・【公務員アルムナイ】公務員辞めた人たちおいでー! 【24時まで】(2021年2月2日23:00-)
・アフターバンクでスタートアップ!-リアル地銀マンの課外活動-(2021年2月3日21:00-)

前者は、公務員を辞めた方々の集まりで、後者は金融機関に勤務されている方々で、仕事とは別にベンチャー・スタートアップの支援を行い、業務内外で活躍されている方々とご一緒しました。
前者の時は、非常にネット回線が混雑しており、結果として誰もほとんどしゃべれないという状況でした。アプリがリリースされたばかりのタイミングということもあり、爆発的なユーザーの増加に耐えられなかったことが要因ではないかと考えられます。時間帯も丁度混雑するタイミングだったと思います。
後者の時は、たまに落ちることはありますが、安定してお話できました。ただ、一方的にしゃべる形になると、聞いている方々の反応が読めないため、もう少し聞いている側を巻き込んで、話を発展させればよかったと、後になって反省しました。


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今後の活用方法

「知ってはいたけど、話したことなかった人と話せる」「普段縁遠いと思っていた世界の話が聞ける」というのが価値であると個人的には感じました。コロナ時代に合ったサービス設計になっており、今後の発展次第で、新しいコミュニケーションツールの一つとなる可能性を秘めています。TwitterやInstagramとも連動しており、Clubhouseでできた繋がりを広げて、リアルに繋げることもできるため、これまでとは違った新しいネットワークの広がり方に期待感を感じました。

ただし、本アプリは広告等のマネタイズの仕組みが明らかにされていません。今後どのように発展していくかは注目する必要があります。


おわりに

今回は、最近流行のClubhouseについてレポートしました。地域では情報の浸透が遅いと言われがちですが、Clubhouse利用者の中には、地域関連のRoomも立ち上がっており、様々な議論がされています。今後、これをどうビジネスに活かすかは、それぞれですが、少なくともコミュニケーションによる知識の共有、ネットワーク拡大には繋がりますので、ぜひ一度試してみて、ご自身でその価値を体感してみてください。

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クレジオ・パートナーズ株式会社のご紹介代表者 :代表取締役 李 志翔
所在地 :広島市中区紙屋町1丁目1番17号 広島ミッドタウンビル3階
設立  :2018年4月
事業内容:
 ・M&Aに関するアドバイザリーサービス
 ・事業承継に関するアドバイザリーサービス
 ・資本政策、企業再編に関するアドバイザリーサービス 等
URL  :https://cregio.jp/

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