コラム COLUMN

メンバー

「顧客意向第一」を貫き、経営者の意思決定に寄り添う。M&Aを通じて岡山の未来に貢献|佐々木 恵規

佐々木 恵規

■経歴

宮城県岩沼市出身。学習院大学経済学部を卒業後、2016年にみずほ銀行へ入行。法人営業に従事し、中小企業から大企業まで幅広く担当。三鷹・渋谷・岡山・名古屋と4つの支店を経験し、財務分析・事業性評価・資金調達スキーム構築・条件交渉・実行まで一貫して担う。

2026年5月からクレジオ・パートナーズ株式会社の共創戦略部に所属し、岡山支店においてM&Aコンサルタントを担当。

メガバンクの経験を携え、岡山で踏み出す新たな一歩

結婚を機に岡山で再出発!メガバンクからM&A業界へ挑戦

 現在の自分を一言で表すと「再出発と挑戦」です。

前職は、みずほ銀行で10年ほど、現場で法人営業を担当していました。直近は、名古屋支店在籍でしたが、銀行時代に岡山支店も約2年間経験していたので、「帰ってきた」という感覚です。

心機一転、働く場所が変わるという意味で「再出発」。一方、「挑戦」は、銀行で培った法人営業やオーナー経営者との対話力を活かしながら、資金調達(ファイナンス)だけではなく、資本政策や事業承継といった経営者のより重要な意思決定まで踏み込んで支援に関われる環境へ飛び込む意味で挑戦だと感じています。

2026年5月に、クレジオ・パートナーズ 岡山支店に、M&Aコンサルタントとして着任しました。

私自身の出身は宮城県岩沼市です。高校まで宮城県で過ごし、1年浪人した後、学習院大学に進学。高校までサッカーを経験した後に、大学では書道部の部長を務めました。

岡山勤務を希望した理由は、プライベートになりますが、当時お付き合いしていた妻との結婚を具体的に考えたことでした。妻は、みずほ銀行岡山支店時代に知り合い、そこから岡山とのご縁が深まっていきました。

兄に勝つためみずほ銀行へ、困っている人を支えたい

大学卒業後、新卒でみずほ銀行に入行しました。みずほ銀行を選んだ理由の一つは、4つ上の兄の存在です。兄は私より前にみずほ銀行に入行しました。私は昔から兄と比較されることが多く、兄に勝ちたいと思っていました。兄は東北大学に入学し、勉強では兄に敵わないという悔しさがありました。一方で、スポーツでは負けないという自負もありました。だからこそ、社会に出たら同じ土俵で勝負したい。同じ銀行を選んだのは、自分の力を真正面から試したかったからです。

また、「企業の重要な意思決定を金融面から支えたい」という気持ちもありました。大学で書道部長を務めていた時に、OBであるオタフクソースの当時の社長等、経営者の方々とお話する機会がありました。立場や規模は違いますが、部長として人を動かし、組織を運営する経験に通じる部分を感じ、大変な想いをしてきた経営者のお役に立つことは、人生の勉強になるだろうと思うようになりました。幼少期から、困っている人・大変な想いをしている人には、無性に支えたい・助けたいと思う性分でした。その頃から「困っている人を放っておけない」性格だったのだと思います。今でも、その価値観は私の仕事の原点です。

佐々木 恵規

最後までやり切る大切さを学ぶ、M&Aと経営者の本音

入行当初から、一貫して法人営業、特にオーナー経営者を担当していました。最初の配属が東京の三鷹支店、次に渋谷支店、その後に、岡山支店を約2年間経験し、最後に名古屋支店を経験しました。

銀行時代に一番印象に残っているのは、銀行で初のスキームを組み、実行までやりきった案件です。通常の法人融資ではなく、法人格のない組合へのファイナンス案件でした。独自のスキームを組み専門的な論点を詰めながら、関わる一人一人にメリット・デメリットを説明し、丁寧に向き合い、実行までたどり着きました。専門性の高い案件ほど、本部や専門部署へ任せることもできます。しかし私は、最後まで自分で考え、自分で責任を持ってやり切ることを大切にしてきました。それがお客さまへの責任であり、自分自身の成長にもつながると考えているからです。結果として、お客さまからたくさん「ありがとう」をいただき、仕事に真摯に臨む大切さを学ぶことができました。

また、事業承継・M&Aに関わることもありました。ある親族内承継の事例では、株式が分散する中で、分散株主に説明しご納得いただく形で、その会社の代表者に株式を集約・承継するという案件を担当しました。

加えて、M&Aでは、単に売却するのではなく、提携先グループの傘下に入ることで更なる事業成長を目指すという事例も担当することができました。この案件はクロージングまでは担当できませんでしたが、上司と一緒に経営者の本音を聞くことができました。今でこそM&Aを前向きに捉える傾向がありますが、譲渡する経営者は、苦いものを噛み締める想いを抱えている。それでも、会社の成長のため、譲渡してグループの中で存在感を出していきたい。そういった経営者にとって人生の大きな決断を目の当たりにし、事業承継・M&Aの業界に関心を持つようになりました。

軽い気持ちの応募から「クレジオで働きたい」に変わった

顧客本位を貫けるか?軽い気持ちでクレジオにエントリー

転職を考えたのは、ちょうど様々なタイミングが重なったことがきっかけでした。岡山にいるパートナーとの将来、M&A業界への関心、銀行という組織でできることの限界等、たくさんのことを感じるようになり、外に出ることを決意しました。

もちろん銀行の仕事も好きでしたが、経営者にとってより大きな意思決定であり、社会への貢献度も高いM&Aに大きな関心を持ちました。

銀行時代から「顧客本位」という考え方を大切にしてきました。その根底には、困っている人や頑張っている人の力になりたいという想いがあります。M&Aは成長・廃業、両方の可能性を持つ重要な意思決定なので、それをサポートしたいと思うようになりました。

転職には人材紹介会社を利用しました。勤務地を岡山から近いところに指定し、最初はM&A業界の大手を中心に面接を受けました。どの会社も魅力的でした。ただ、「まず案件を取る」という営業色の強さを感じる場面もあり、自分が大切にしてきた顧客本位の姿勢を最後まで貫けるのか、不安を感じていました。

そんな中で、クレジオ・パートナーズを紹介されました。中四国を中心とした資本政策コンサルティング会社で岡山支店もあると知り、一度受けてみるかと軽い気持ちで応募しました。

事業だけではない、メンバーから伝わる「想い」に共感

最初の面接は、眞﨑さんでした。クレジオの概要や主要業務、大事にしていること等をご説明いただきました。感想としては、「社風は自分の感覚に合うな」でした。お客さまを第一に考えていると、直感的に感じました。

次に、岡山支店長の黒田さんと面接しました。黒田さんは、もし採用されれば直属の上司になる方なので「絶対に失敗したくない!」と思い、めちゃくちゃ緊張しました。面接での黒田さんは柔らかい雰囲気で、私の緊張を察してか、雑談を交えて話しやすい環境を作っていただきました。黒田さんは事業だけではなく、想いについても語ってくれました。

特に代表の李さんの考える「顧客第一」や、お客さまのための「一役買う」という考え方。これを聞いて、クレジオに入社したいという想いが固まりました。

最後に李さんとの面談でした。実際に李さんから事業に懸ける想いについて伺い、私も自分の想いをぶつけ、気づけば3.5時間くらい時間が経っていました。

佐々木 恵規

仕事を通じてオーナーと心の距離が近づく喜び、「仲介」という立場の難しさ

現在は岡山支店で共創戦略部のM&Aコンサルタントとして業務を担っています。具体的な譲渡の案件は黒田さんと一緒に進め、譲受したいというお問い合わせに対しては、ニーズをヒアリングしてマッチングを進めています。

これまで印象深かったのは、事業承継に悩むオーナー経営者の方からご相談を受けていたのですが、最初は少し心の距離を感じていました。譲渡だけでなく、補助金活用の仕方や、気づいたことをサポートしているうちに、徐々に距離が近づいた感覚になれました。最近では、オーナーが幹事を務めるイベントにご招待いただいたり、プライベートでも結婚のお祝いまで頂戴し、とても嬉しかったです。

クレジオの「自分が知っていることは惜しまず共有する」「何か分からないこと・依頼ごとがあれば積極的に教えてあげる」という社風はすごいと感じました。最初は、自分が新人だから教えてくれるのかなと思っていたのですが、メンバー全員が日常業務において、誰に対してもそうだったので、そういう企業文化なのだと理解しました。これは単なるお人よしではなく、メンバー全員が困っている人がいたら支えたいという気持ちが共通しているからだろうと感じています。

現在、感じている苦労は、「仲介」という立場の難しさです。事業承継に困っている譲渡側のオーナー経営者に寄り添うことは当たり前です。一方、仲介という立場では、売手側に寄り過ぎてはいけない。譲受する企業の経営戦略や、買収後のメリットも考えた上で、提案をしなければなりません。特に初めて譲受する買手企業は尚更です。譲受側・譲渡側、双方にとってWin-Winとなる落とし所はどこなのか。ここを見つけるのが難しいと感じています。ただ、逃げずに実直に向き合うことで、M&Aコンサルタントとして成長していきたいと思っています。

顧客意向第一で本気で向き合い、岡山でのM&Aファーストコールを目指す

佐々木 恵規

私が大切にしている考え方は「顧客意向第一」です。会社や自分の都合ではなく、お客さまが本当に望む選択を一緒に考え、その実現を支えること、これを貫きたい。

目標は、まずは一人で案件をクロージングまでやり切ることですが、中期的には、岡山で事業承継・M&Aに悩んだ際のファーストコール(最初に声をかけてもらえる存在)は「クレジオの佐々木」と言われるようになりたいです。まずは、上長である黒田さんに追いつくことが先ですが、まだまだです。

岡山、大好きです。

都会的な部分もあれば、海・山・川といった自然が近いので、とても暮らしやすく、自分に合っています。加えて、目立ってはいませんが、世界で戦える企業が揃っており、とても可能性を感じる地域です。M&Aを通じて、岡山の活性化に貢献できるのは、とても誇らしく思います。

私は、お客さまと話すとき、公私関係なく馬鹿正直に話します。特に距離が近くなればなるほど、耳が痛いことも正直に伝えます。私は、お客さまのことを本気で考えます。だからこそ、私が感じたこと、考えたことも、本気で伝えます。

オーナー経営者にとって、事業承継・M&Aは人生でも最大の決断です。相談する相手として、抱えている不安を共有する相手として、選択肢を整理する頭として、私を使ってください。満足のいく選択ができるまで、お手伝いします。

私自身、転職を決断するまで本当に悩みました。だからこそ、新しい環境へ飛び込む不安もよく分かります。それでも、クレジオなら本気でお客さまと向き合い、自分自身も成長できると感じています。同じ想いを持つ方であれば、ぜひ一度クレジオメンバーと話をしてみてください。会社の雰囲気や考え方を、きっと感じてもらえると思います。

クレジオ・パートナーズの採用情報はこちら
https://cregio.jp/about/recruit/

M&A・事業承継について、
お気軽にご相談ください。