従業員承継とM&A、どっちが正解？「本気で考える！従業員への承継セミナー」開催レポート　

クレジオ・パートナーズは、2022年12月15日（木）にTKP広島本通駅前カンファレンスセンター（広島県広島市）において、「本気で考える！従業員への承継セミナー」を開催しました。セミナーでは、従業員承継の進め方について事例を交えて説明に加え、ディスカッション形式で従業員承継とM&Aを比較したときのポイントをお伝えしました。当日は、10名程度の地域経営者や支援者の皆さまにご参加頂きました。

概要

事例で解説！従業員承継の進め方

クレジオ・パートナーズで従業員承継・M&Aいずれの支援実績もあるマネージャー 桑本 真樹より、親族内承継・従業員承継・M&Aといった事業承継の3つ進め方の概要をお伝えした上で、特に従業員承継の進め方について説明し、従業員へ会社を引き継ぐ場合のメリット・デメリットに加え、具体的な事例に基づき、従業員承継のポイントを説明し、「事業承継について早めに対策を進めておくことが必要」とお伝えしました。

どっちが正解？従業員承継vs第三者承継

続いて、取締役である齋藤が加わり、桑本が従業員承継推進派、齋藤がM&A推進派という立場で、「社長（株式オーナー）」「従業員」「取引先」「会社」にとって、従業員承継とM&Aのどちらが正解かをディスカッション形式でお伝えしました。いずれの方法にもメリット・デメリットが存在するものの、従業員承継・M&Aいずれも選択肢にできるよう準備が必要であること、早めに相談相手を見つけておくこと、急に決断せず事前に考えておくことの重要性等についてお伝えしました。

まとめ

年の瀬のご多用の中、当日会場までお越し頂いた皆さまへ、改めて感謝申し上げます。
事業承継においてM&Aの存在感が高まる一方、企業にとっては従業員への承継も選択肢の一つです。実態としては、「子供が小さすぎる」「後継者として育成してこなかった」等の理由で、親族内承継が選択肢として難しい場合、経営者は従業員承継とM&Aのいずれを選択するか悩むこととなります。

今回のイベントでは、クレジオのコンサルタントが敢えてM&A・従業員承継、それぞれの立場を取ることで、メリット・デメリットを明確化し、参加者の皆さまに伝わるよう工夫しました。事業承継に課題を抱える関係者の皆さまへ、少しでも気づきがあることを願います。

クレジオ・パートナーズでは、引き続きセミナー・イベント等を通じて、地域経営者の皆さまにお役に立てる情報提供を目指して参ります。

＞＞M&Aによる「事業承継」を検討される方はこちらからお問合せください。

＞＞M&Aによる「買収」を検討される方はこちらからお問合せください。