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M&A

M&Aは「株を誰に託すか」——二代目社長が選んだ、成長のための資本提携

コンヒラ山本氏

愛媛県今治市に本社を置き、舶用・陸上機器の企画・製造・販売を手がける株式会社コンヒラ。
創業者である父から会社を引き継ぎ、約26年間代表を務めた山本太郎氏は、会社のさらなる成長を見据え、四国アライアンスキャピタルとの資本提携を選択しました。

広島を拠点に全国の事業承継を支援するクレジオ・パートナーズでは、山本氏と担当アドバイザーによる対談プロジェクト「クレジオ100」Vol.2を公開。
本記事では、山本氏が資本提携を決断した背景を紐解くとともに、事業承継・M&Aを考えるうえでのポイントをご紹介します。

【動画】100の問いで紐解く「M&A・資本提携」の舞台裏

対談シリーズ「クレジオ100」では、山本氏が二代目経営者として歩んだ約26年間を振り返りながら、なぜ資本提携という選択に至ったのか、「誰に会社を託すか」をどのように考えたのかを語ります。

  • 第1話:「継ぐという感覚はなかった」二代目社長の26年 ― ルールなき組織を作り替え、M&Aを「株を誰に託すか」と定義するまで
  • 第2話:上場も買収も断念した二代目社長が「譲渡」に行き着くまで ― 経費1円まで社員に開示した理由

2026年9月18日公開予定

  • 第3話:M&A会社14社に相談して分かった、仲介と「売り手側だけに立つ」FAの違い ― 引受先が地域金融のファンドになった理由

2026年9月25日公開予定

  • 第4話:譲渡後、会社と自分はどう変わったか。新経営体制・社員の反応と、承継に悩む経営者へのメッセージ

2026年10月2日公開予定

【あわせて読みたい:コンヒラの資本提携実績紹介】

山本氏が資本提携を実施した実際の事例については、こちらの実績紹介記事で詳しく解説しています。

社員と家族の成長と幸せを実現するための一歩、次世代に繋ぐ資本提携

なぜ、成長企業がM&A・資本提携を選ぶのか

コンヒラが資本提携を検討した背景には、後継者問題ではなく、さらなる事業成長への課題がありました。
山本氏は、上場や自社による企業買収なども検討したうえで、自社より大きな経営資源を持つ企業等と組む方法へと発想を転換しました。

主な背景は以下の通りです。

  • 事業拡大に必要な設計・開発人材を確保したい
  • 自社だけでは時間のかかる組織強化を加速させたい
  • 経営者個人に依存せず、次の成長を実現できる体制をつくりたい
  • 社員や取引先を含め、会社をより良い形で次世代につなぎたい

M&Aは、後継者不在を解決するだけでなく、外部の経営資源を活用して事業を成長させるための選択肢にもなります。

M&Aを成功させるポイント

コンヒラの事例では、M&Aを検討する以前から進めてきた組織づくりが、資本提携を円滑に進める土台となりました。
特にポイントとなったのは、次の3点です。

  • 経営情報をオープンにする: 財務情報や資本提携の検討状況を社員と共有し、経営を「見える化」。
  • 経営者がいなくても動く組織をつくる: 部門ごとに意思決定できる仕組みを整え、属人的な経営から脱却。
  • 価格だけでなく「誰に託すか」で相手を選ぶ:企業文化や経営方針、譲渡後の支援体制まで含めて提携先を検討。

会社を譲渡する段階になってから準備を始めるのではなく、日頃から会社の仕組みを整えておくことが、将来の選択肢を広げることにつながります。

地方企業の事業承継問題

地方企業では、経営者の高齢化や後継者不足に加え、人材確保やさらなる事業成長など、さまざまな経営課題があります。

事業承継を考える際の選択肢も、親族への承継だけではありません。

  • 親族・社員への承継
  • 外部から経営者を招聘
  • M&Aによる第三者承継
  • ファンドや事業会社との資本提携

山本氏が語るように、事業承継は「株を誰に託すか」という視点で捉えることもできます。
早い段階から専門家に相談することで、より良い形で事業を次の世代へ引き継ぐことが可能になります。

まとめ|専門家のアドバイス

M&Aは、経営者が人生をかけて築いた事業の「価値」を再確認し、次なるステップへ踏み出すための前向きな選択肢です。本対談シリーズが、すべてのオーナー経営者が自身の経営哲学や自社の将来を改めて振り返る一助となることを願っています。

クレジオ・パートナーズ株式会社広島を本社としながら、東京支店をはじめ全国に拠点を展開。中国・四国地方に根ざした地域密着型M&A支援に加え、東京都を中心とした首都圏案件にも対応しています。事業承継型M&Aから成長戦略型M&A、ホールディングス化などの資本政策まで幅広く支援。首都圏の上場企業や投資ファンドとの連携も活かし、中小企業から中堅企業まで持続的な成長をサポートします。広島発の専門性と東京市場での実績を両立した伴走型アドバイザリーを提供しています。
URL:https://cregio.jp/

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