クレジオ・パートナーズより、謹んで新年のお慶びを申し上げます。
代表より新年のご挨拶
2021年を振り返って
2021年を振り返ると、M&A市場も当社も着実に一歩ずつ前に進んだ年でした。
M&A市場では、経済産業省によるM&A支援機関登録制度や、民間でもM&A仲介業に関する自主規制団体が立ち上がる等、官民が協力して中小M&A業界を適正な方向へ進めていくという具体的な動きがあった年でした。足下で地域のM&Aを見ると、コロナ禍も影響し、市場の先行きが不透明な中で、単純に後継者不在を理由とした事業承継型のM&Aではなく、事業成長を目的としたM&Aやファンドの活用、経営資源の選択と集中を目的としたM&Aの実行等、様々な形のM&Aが実行されており、M&Aが地域においても経営戦略として一般化する時代に入ったと感じます。
時代や地域企業のニーズの変化と共に、クレジオ・パートナーズも歩みを進めて参りました。
昨年初めに6名だったメンバーも、昨年末時点で11名になり、チームとしても、組織としても、成長と課題を実感した一年となりました。一昨年から開始した情報発信の取組についても、継続することで、地域の経営者や、提携先と改めてご縁を深めることができたと感じています。
M&A業界が新たに大きく動く中でも、クレジオ・パートナーズは地域への想いを絶やさず、持続可能な目線で、企業・経営者・地域にとって価値あるM&A・事業承継を提供することを実直に取り組んで参りました。
2022年に向けて
クレジオ・パートナーズも5期目に入り、2022年という新しい年を迎えました。
新型コロナウイルス感染症が落ち着き、地域経済も新しいステージに向かう兆しを感じています。社会の変化に適応する時期から加速する時期へと変わり、私たちもその変化に応じつつ、自ら変化を生み出せるような存在となることで、更なる価値を提供することが求められます。特に、様々なプレーヤーがひしめき合うようになったM&A業界において、私たちは今一度、襟を正し、組織として地域の経営者に真摯に向き合う仕組みを整えなければなりません。
2022年となり、地域経済が新しいステージに入る中で、当社のミッションである「地域企業の成長と永続を支援する」を実現するためには、クレジオ・パートナーズはどのような役割を果たすべきかをメンバー全員が考え、具体的な行動として、価値を伝えたいと思います。寅年となる今年、自ら猛るのではなく、あらゆるものに学び、事業展開や事業承継に課題を持つ経営者の声を傾聴することで、力強く前に踏み出すための年にして参ります。
当社と日頃お付合い頂いております皆さまのお力に感謝申し上げつつ、当社メンバー一同、皆さまのお役に立てる存在を目指して参りますので、本年も何卒よろしくお願い申し上げます。
クレジオ・パートナーズ株式会社
代表取締役 李 志翔